
今の職場で働くのはもう限界。
退職したいけど、上司から引き留めにあうって聞くし、どうやって退職すればいいの?
そんなお悩みを抱える看護師さん、ひとりやふたりではないはず!
人手不足の中働いているのに、退職なんて切り出しにくい、、、
責任感が強い看護師の皆さんは、きっとそう思いがちでしょう。
でもその気持ち、ものすごく良く分かります!!!!
だって私もそうでしたから!!!!
上司に退職を切り出す前に、円満に退職するためのポイントを知っておくことは非常に重要です。
この記事では、看護師が退職する際の流れや注意点、具体的なステップを詳しく解説します。
円満退職を実現するための心構えや、退職後のキャリアについても触れますので、ぜひ参考にしてください。
退職理由に悩む看護師のための基礎知識
看護師が知っておくべき退職の流れ
看護師が退職する際の流れは、一般的には以下のステップで進みます。
- 退職の意思を固める
- 直属の上司に相談する
- 退職届を提出する
- 業務の引き継ぎを行う
- 退職日を迎える
まずはこのステップをしっかり確認しておこう!



退職の流れは普通の会社員とほぼ変わらないよ!
円満退職を実現するための基本ポイント
円満退職を実現するためには、いくつかの基本ポイントがあります。
まず、退職の意思を早めに伝えることが重要です。
一般的には、退職希望日の1~3カ月前に伝えればよいとされることもあるようですが、就業規則で退職の申し出時期が決まっている場合もあります。
事前に確認しておきましょう。



私が今まで働いた中では、就業規則に”退職は6カ月前までに申告と”いうところもあったから、しっかり確認しておいた方が良いよ!
看護師の場合、人員募集をかけてもなかなか人が集まらないということもあり、退職するのであれば早めに教えてほしいというのが実情。
しかし円満に退職を進めたいのであれば、出来るだけ就業規則に則って準備を整えるのが最適です。
また、感謝の気持ちを忘れずに伝え、やむを得ない理由で退職するという設定が必要です。
退職の意思表示をしてから退職するまでの間、おそらく何カ月間か働くことになると思います。
退職の意を示した途端、上司からの風当たりが強くなった、嫌な仕事をふられるようになった、、、ということも実際にあるようです。(すべての職場がそうではないです。)
残りの期間円満に働くためにも、これまでの感謝を伝え、やむを得ず退職しなければならないのだというストーリーで話をすすめていくのがオススメです。



明らかな嘘はよくないけど、少しくらい話を誇張するくらいなら大丈夫!
最後に、退職後のキャリアについても考慮し、次のステップに進む準備を整えましょう。
看護師が円満に辞めるための具体的ステップ
退職を考え始めたら最初にすること
退職を考え始めたら、まずは自分の退職理由を明確にすることが重要です。
ただ単に仕事がきつい、つらい、面白くないといったマイナスの理由での退職はあまりオススメできません。
部署移動や勤務への配慮をして様子をみましょう、といった対応をとられることがあります。
上司に引き留められることなく円満に退職するには、自分の人生にプラスになるような決断や出来事がある(もしくはあることにする)と話が進みやすいです。
例えば、、、
・結婚をするので引っ越すことになった
・夫の転勤についていくことになった
・(夫や実家などの)自営業が忙しくなり、家業を手伝うことになった
・スキルアップのために大学院に通いたい
・違う分野にチャレンジしたい(病棟看護師から訪問看護師へなど)
これらは私が実際働いていた時に、上司に引き留められることなく円満に退職されていった方たちが使っていた退職理由です。
どれもしょうがないな、と思える理由ばかりですよね。
この退職理由がどこまでが本当で、どこまで誇張されていたのかは分かりません。
本人のみぞ知るところです。



あからさまな嘘はダメだよ!自分にあった理由を考えよう!
一方、マイナスな理由で退職するケースも実は結構多いです。
・うつ病の診断がでている
・家庭と仕事の両立が厳しい(子育てを優先したい)
・職場内での人間関係が他者からみても良くない
このようなケースも多々遭遇してきました。
しかしこれらも退職するのはしょうがないな、と思える理由ですね。
その方の立場や状況によって退職理由を使い分ける、そしてその理由を最後まで貫き通すことが重要なポイントです!
退職理由の伝え方とその準備
退職理由を伝える際は、慎重に準備をしていきましょう。
まず退職の意思を伝える際は、上司に事前にアポイントを取ることが望ましいです。
また静かな場所で話すことで、相手も真剣に受け止めてくれるでしょう。
退職の旨と同時に、感謝の気持ちを伝えること、退職に対して申し訳ない思いがあることも伝えるとなお良しです。
難しい退職理由をどう伝えるか
退職理由が難しい場合、例えば「職場環境が合わない」といった理由を伝える際は、相手に配慮した言い回しを心がけましょう。
そして自分自身努力してみたが、やっぱり難しそうだというような優しい言い回しが良いでしょう。
感情的にならず、事実に基づいて説明することがポイントです。
メンタルヘルスを理由に辞める時の注意点
メンタルヘルスを理由に退職する場合、特に注意が必要です。
まず自分の状態をしっかりと理解し、必要であれば専門家の意見を求めることが重要です。
可能であれば精神科・心療内科を受診し、診断書を書いてもらいましょう。
うつ病などの場合、過度に頑張りすぎてしまい、自身では正常な判断ができなくなっている可能性があります。
就業規則に則って退職日を決めても良いのか、最短で退職した方が良いのか、今後の長いキャリア形成を考え自身の健康のためにも一度受診し相談するのがオススメです。
そして退職理由を伝える際には、感情的にならず、冷静に現在の状況を説明することが求められます。
引き止めが強い場合の対処法
引き止めが強い場合は、「私の決断は変わりません。」といった形で、しっかりとした態度を示すことが重要です。
もし自分が退職したら同僚に迷惑がかかってしまうと思いがちですが、多くの場合それでも現場はまわっていきます。
意外にどうにかなっていくものです。
他人のことを考えて行動できることは素晴らしいことですが、まずは自分の人生・幸せを考えましょう。



人生は一度きり!いつまでも苦痛な職場で働くことなんてないんだよ!
退職後のキャリアと転職先の選び方
新しい職場を選ぶ際には、これまでの職場での教訓を活かし、自分の希望やライフスタイルに合った環境を見つけることが大切です。
転職先の選び方や求人の探し方について詳しく見ていきましょう。
退職後に考えるべき転職のポイント
退職後の転職を考える際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
まず、自分のキャリアプランを明確にし、どのような職場環境が自分に合っているのかを考えましょう。
また、転職先の職場文化や福利厚生も重要な要素です。
これらをしっかりとリサーチすることで、満足のいく転職が実現します。
求人の探し方と応募のコツ
求人を探す際は、インターネットの求人サイトや転職エージェントを活用することが効果的です。
また、知人や同僚からの紹介も有力な情報源となります。
応募の際は、履歴書や職務経歴書をしっかりと準備し、自分の強みをアピールすることが大切です。
面接時には、志望動機を明確に伝えることもポイントです。
まとめ
退職を考えることは、決して逃げではありません。
むしろ、自分の人生や働き方を見つめ直す大切な一歩です。
看護師という責任ある仕事だからこそ、悩みも葛藤も多いもの。
でも、あなたの気持ちに正直になっていいんです。
円満に退職するための準備や心構えを知っておくだけで、きっとその一歩は軽くなります。
そして退職後には、新しい可能性が広がっています。
今までの経験を活かしながら、自分らしく働ける場所を見つけることは、あなたの未来をもっと豊かにしてくれるはず。
この記事が、そんな前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
あなたの選択が、笑顔につながりますように。
コメント